洋の東西で文化が違うのは当たり前のことである。
本能的な、あるいは根源的な事柄であろう性の営みにも違いがあった。
日本には四十八手というのがあり、表裏で96種の体位がある。
インドのカーマ・スートラには67の体位がある。
欧米では100以上を紹介することが多く、139種のところがよくできたサイトだった。
向こうの139の体位なら、日本の48手(江戸四十八手)を網羅しているかというと、まったくしていない。
文化の違いだろう。
日本にはこたつがあって着物文化だったから帯もある。
しかし椅子やベッドはない。
当然、できることが違ってくるのである。
こたつを使ったものが2種、椅子がないものだから、碁盤を使ったものもある。
「こたつかがり」は座った男性の前に、同じ方向を向いて女性が座る。
こたつを向いての抱っこである。
「こたつ隠れ」は対面だが、コタツの両側から体を伸ばして結合しようというものだ。
「碁盤攻め」は女性が碁盤に手を着いて四つばいになったところを後ろから結合する。
まあ、今は碁盤の方が珍しいから、椅子か何かで代用するだろう。
着物でイザということになると、解いた帯が当然のごとく身近にあることになる。
綱や紐だと解説しているサイトがあるが、実際はこの帯を使ったのだと考えている。
「首引き恋慕」お互いの首を帯の輪に通し、引き合う対面座位。
「理非知らず」女性の脚や手を縛り、自由を奪って結合する。
「達磨返し」今は縛らないが、本来は女性の腿を縛ったらしい。
他の国のものにない日本独自の体位に「寄り添い」がある。
男性が腕枕をして、ただ寄り添うだけで、SEXではない。
本当に寄り添うだけ。
日本的には、寄り添いに始まり寄り添いに終わるというそうだ。